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慢性症状とは?どのように改善されるのか?その①【塾長ブログ】

こんにちは。あさひ整体塾 塾長の三好です。

今回は、TAOツボ押し整体の施術についてお話をいたします。

当整体は、慢性症状を改善するのを目的としています。

今回は、その慢性症状とはどのような状態を言うのか、どのように改善されていくのかをお話いたします。

慢性症状の以前の状態は、急性症状と呼びます。

急性症状とは、100%健康な状態に対して、不調が現れだして初期段階、初期症状が現れる状態を言います。

そのような状態は、だいたいお客さまの症状は、ピンポイントで、ここが辛い、あそこが辛いとはっきりと指を指し示すことが出来ます。

しかしながら、その急性症状のような初期段階を通り越して、さらに不調が悪化すると慢性化、慢性症状が現れるようになります。

慢性症状の状態は、お客様が、急性症状のときのようにピンポイントで、ここが辛いとか、あそこが辛いというよりも、漠然とだるいとか、重いとか辛い箇所があるにしても、ピンポイントで指し示しづらく、広範囲で辛さを訴えるようになります。

例えば、四十肩、五十肩というのはとても辛いですが、痛みがすごく出ているときは、まだ急性症状と言えます。

四十肩、五十肩というのは時間の経過とともに、良くなると言われことがありますが、慢性化して症状が現れなくなって良くなった(と感じる)…。と思われる方が多いです。

四十肩、五十肩は、すごく辛い時期を通り越すと実際痛みがなくなったりします。

具体的にどういうことなのか?

急性期は、炎症を起こして熱を持っていますが(すごく痛くて辛い)、それを通り越すと冷えて固まる時期が来ます。

初期症状が、マグマ(溶岩)のように熱を持った状態に対して、慢性化した状態は、マグマ(溶岩)が冷えて黒く固まったような感じです。

慢性化した状態は、急性期の時のような痛みは出なくなりますが、関節の可動域は、明らかに狭くなります。

関節周辺の筋肉や腱などを冷えて固めて(縮めて)しまう変わりに、症状を出なくした。という感じです。

炎症を繰り返し、そのような工程を繰り返すほどに、どんどん可動域が狭くなり(四十肩・五十肩など)、見た目も猫背や巻き肩など、足で言えば、O脚X脚など歪んで来ます。

内臓のことに関して言えば、急性症状のときは、胃痛は、とても辛いものですが、慢性化すると不思議と症状が出なくなってきたりします。

慢性化とは怖いもので、とにかくあらゆる機能が低下してきます。

恒常性維持(ホメオスタシス)といっ人間には、健康など平衡を保とうする働きがありますが、痛みなど症状が出るときには、平衡を保とうとする免疫反応です。

慢性化してくると、その活発に働いていた免疫反応すら起きにくくなってくるわけです。

するとどうなるのか?ほんとは内部で痛みを感じなくてはならないのに感じない…、自覚がないままに内臓など、どんどんダメージが蓄積されていってしまいます。

急性期のときは、食べると胃に痛みが出て食べれなかったものが、慢性化して不思議と食べれるようになる…。

胃の痛みなどは、内臓の不調を表すサインです。今危ない状態だから、暴飲暴食などに気を付けて大事にしてね、と身体からの黄色サインです。

そのサインが出なくなってくるわけです。

初期症状は、身体の天然のブレーキ作用(満腹中枢などの働きで、食べ過ぎないようにするとか、消化機能が落ちてる場合強制的に食べれないようにするなど)があるわけですが、それが効かなくなってきてしまいます。

内臓にも痛みを感じるセンサーがあります。ですが、そのセンサー自体の機能が落ちてきます。

慢性化というのは、サインが出ないので内部破壊が知らない間に進行したりします。内臓、血管、筋肉、腱、靭帯など…。

脳卒中、脳梗塞、ガン、糖尿病…、外科的なもので言えば、肩の腱板断裂、アキレス腱が切れた、などかなり重い疾患の場合、必ず急性症状、急性期があり、そして慢性化して症状が出なくなり、何年、または何十年の慢性期の時を経て、そのような症状が突如として現れます。

ほんとに、前触れもなく一気にどーんと来る感じですね。肩の腱板断裂など、あるとき、ちょっとした肩を上げる動作で、ぶちっと切れたりする感じで当人としては大した重いものを持ったわけでないのに…、と、ちょっとしたという表現をされるか方が多いです。

何の前触れもなく…、と感じていますが、実は、水面下では、何十年の慢性期の時を経る間、内臓や筋肉や腱や靭帯など、慢性的に血行不良を起こしていてその器官を、正常に維持出来ずに、自覚症状がないままに少しづつ少しづつ損傷し、もろくなってきていたわけです。

また、慢性化の身体的な特徴として、歪むことも出来ない状態というのもあります。

歪みといえば右に左に肩が上がっている下がっている、骨盤の高さが違う、足の長さが違う、と誰が見ても歪んでいるなと見えるものは、まだ急性症状の状態だったりします。

慢性化になるとどうなるのか?

背骨を支える筋肉群が慢性化してくると、筋肉を固める力がなくなり、ゆるゆるな弛緩状態になってきます。

もう右にと左にも歪みが出る感じではなく、陥没した感じになります。

背骨は横側から見ると、健康な状態は生理的湾曲と言って、軽いS字カーブを描きます。

この陥没が背骨全体におよぶとどうなるのか?

一見歪みがないように、まっすぐ見えることがあります。

しかし、正常なのは軽いS字カーブが必要なのに(④の図)、そのカーブがなくただ一直線(①の図)…。そのような状態になると本人は相当辛く立っているだけでも精一杯でしょう(背骨を立てる筋肉が血行で力が入らない)。

※②や③は典型的な猫背、反り腰の歪みパターン

手足の関節にしても、必要異常にゆるい状態になります。いわゆる虚脱した感じです。

柔軟性は大事なのですが、過度の可動域を超えてゆるゆるな状態になったりします。

慢性化が行き過ぎると、歪むことすら出来なくなる。あまり聞いたことはないかもしれませんが、事実はそうなってきます。

表現が良くはないのですが…、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる、一反木綿みたいな、ぐにゃぐにゃ、ひらひらの背骨の状態にもなることもあるわけです。

前屈をしても良く身体は伸びるし、背中を反らしても良く反る。

柔軟性があって良いじゃないかと思いますが、しかし本人は身体がとても辛い…。

ストレートネック(頸椎)は有名ですが、ストレート胸椎、ストレート腰椎など実質そういう状態も存在するわけです。

その②へ続く