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施術での見立て(施術の方針)の仕方【塾長ブログ】

こんにちは。あさひ整体塾 塾長の三好です。

これまでブログの記事で、整体講座の内容、その特徴的なところを述べてきました。

整体講座は、基礎、基本となる押方を学ぶ講座です。

しっかり押せる、適切に押せる、安全に押せる、など徹底的に押方そのものを学びます。

押方そのものを、講座内ですぐに技術としてものに出来るかと言えば無理があるのですが、講座では重要な点を学び、その人自身の技術習得のスピードアップを計りたいと思っています。

押方が、指導した内容の形になってきますと施術者自身も身体の負担は減りつつもしっかり押せるようになり、施術を受ける側もとても快適な圧を感じるようなります。

「快適な圧」これそのものも非常に重要で、リラクゼーションの基本ともなります。

 

快適な圧で押せるようになりますと、副交感神経優位の施術となり受けては非常にリラックスできますので、リラクゼーションの施術としてはこれでも十分成立すると言えます。

前置き長くなってしまいましたが、今回の本題は基本の押方を学んだ先にどういったことが可能になってくるのか?をお話したいと思います。

基本ができると施術の見立てができるようになる!

講座では、整体講座と言っておりますので、お客様の身体の歪みを整えることが必要となってきます。

TAOツボ押し整体と言ってますので、ツボを使って身体の歪みを改善し、症状などを改善とするのが目的であります。

一般に整体となると、パキパキやるような骨格矯正、アジャストメントですねそういうイメージを持たれるかもしれませんが、当整体では、ツボ押しがメインで行います。

東洋医学が基本ベースとなってきますので、押方がまとまってきた際には、そういった勉強も必要になってきます。

経絡(けいらく)というものをご存知でしょうか?一度は聞いたことはあるかもしれません。

ズバリこの経絡(けいらく)を使って施術を行い、身体を改善していきます。

経絡をどのように認識するのか?

まず「ツボ」がしっかり認識できるようになる必要があります。

ですので、講座の本当の目的というのは快適な圧で押せることも重要なのですが、ツボを認識できるようになるためというのが、本題と言えます。

それでは実際どのように施術を進めるのかを説明したいと思います。

お客様の症状を改善するために見立て、施術の方針がなくてはなりません。

この施術の見立て、東洋医学では証診断(しょうしんだん)と言います。

東洋医学では、漢方の処方も行いますが、こちらの証診断とは少し違った形になります。

まずはお客様から症状などを伺います。最近のお客様の傾向としては、非常に経絡の脾系(ひけい)にダメージ受けてるいるとの方が多いのでこれを例に説明します。

例えば、脾系というのは臓器で言えば、すい臓にあたります。すい臓というのは主に消化機能と関係ありますし、血糖値のコントロールも重要な役割です。

脾系の症状としては、食べても太れないでやせてくる、疲れやすい、食べたら眠くなるまたは調子悪くなる、顎関節の異常、膝や足首などの異常、黄疸が出る、消化不良、食欲がない、口がかわくなどなど色々ありますが、そういったところが脾系の症状のポイントとなるところです、仮にお客様がこのような症状何点か訴えるようでしたら脾系なのかな?と、とりあえず覚えておきます。

②そして次に左半身、右半身の虚実を判定する必要があります。

※虚(きょ) = あるべきものが不足した状態。気、血液、リンパ液、神経などの流れが健康な状態に対し過剰に不足した状態。

※実(じつ) = あるべきものが過剰な状態。気、血液、リンパ液、神経などの流れが健康な状態に対し過剰に多い状態。

 

 

このように以下の写真で、手足がダラッとしたほうが虚、肩など浮いたほうが実です。


つまり、右半身が虚になりそれに対し左半身が実ということになります。

 

これを意味するのは、右半身が全体的に左半身と比べ血行不良をおこしていることを意味します。

施術では、右半身が虚なので、右半身7割、左半身3割で施術を行います。

なぜなのか?これまた東洋医学の基礎学問必要となりますが、

以下の写真は対極図と言います。見たことあるかもしれませんが、陰陽を表すマークですね。

 

これは宇宙全般あらゆるものが陰陽のバランスで成り立っていることを言っていますが、

この虚実というのも陰陽のバランスで成り立っています。

ちょっと説明が長くなりますので飛ばしてしまいますが、

実というのは虚が原因となり作られています。

極端に言えば、とにかく虚の側だけを施術すれば症状も改善するし、実のほうも良くなるということです。身体の歪みも取れてきます。

 

③その次に、取穴(しゅけつ)を行います。
※しゅ‐けつ【取穴】 からだのつぼを取ること。 経穴 けいけつ の場所を見つけること。

ここで、お客様の身体をおおざっぱにさわってツボを見つける。という作業が必要になります。そうなんです。基本が完全に出来てないとツボを認識することが出来ないので、これから先のステップに進めないことになります。

ツボが自力で見つけられるようになっているというのを前提にお話しますが、だいたい手や足、お腹と数点取穴を行います。

 

そして、先にお客様から聞いた症状と、今取穴した場所の情報をもとに東洋医学的診断を行います。

こちらは東洋医学よくみる五行の図です。

 

そしてこちらは経絡図

 

お客様から得た情報とこれらの図を照らし合わせて見ると

脾経であることが分かってきます。

正確に言いますと脾系の虚の状態、脾虚という証診断になります。

とても難解な話になったかもしれませんが、

ここまで割り出せるようになるまでが非常に大変で、基礎からきっちりやっていかないと分かるようにはならないのですが、これが出来ると非常に、便利というか施術の進め方に不安がなくなります。

この脾虚という状態が、分かったとしたらお客様の症状を改善するにあたり症状が改善するまで、脾系の走行ラインのみ施術をすれば良いからです。それも右半身左半身の虚実が分かったらその片側だけでも良いとも言えます。

ここまで分かるまでが大変なのですが、分かったあとがすごく楽。そんな感じです。

※今回ブログ記事を書くにあたり動画も撮影しました。どうぞこちらも参考にしてください。

 

なかなか聞きなじみのないことで、難しいと感じたかもしれませんが、

この深遠なる東洋医学の深い世界を、少しでもお伝え出来たのであれば幸いです。

話を戻しますと、基礎講座です行うのは、正しい押方を学ぶ講座です。

ですので、ここまでの内容を行うとすると学ぶ始めから数年はかかるでしょう。

今思えば、色々書籍で調べたりあっちへこっちへと方方学びへ行ったりと遠回りしてきたように思います。経絡を理解するまで10年は超えました…。誰か要点を分かりやすく教えてくれたらもっとこんな時間かからず理解できたのではないかという思いがあります。

ですので講座を受けられる方には、自分のかけた時間よりも、ずっとも早く理解していただけたらなという思いで講座を行っております。

最後までお読みいただきありがとうございます!

ご縁のある方ぜひ講座でお待ちしております!