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基礎(基本)の重要性について(1)

ASAHI整体塾の三好です。

 

基礎(基本)の重要性について、私の過去の経験(例)をふまえてお話したいと思います。

長文となりますが関心がおありの方は、ぜひお付き合い願えればと思います。

 

 

「基礎こそものの到達点」という言葉があります。

受験用語とかで使われることが多いようですね。

 

自分がこの言葉を知ったのは整体を始めて間もない時期でした。

最初に聞いたときに、すごく共感したことを覚えています。

 

この言葉の意味は、”何事においても究極はその基礎にあり、高みを目指すことにおいては基礎の反復がとても重要”という意味です。

 

「基礎や基本の反復はつまらない」とよく言われます。

一見、意のなさそうな単調なことの繰り返し...でも、ここは焦らず急がば回れ!で、基礎がとても大事になってくるのです。

 

 

I君に逆転され続けた幼少期

ここで私の過去についてお話させていただきたいと思います。

 

私は今でこそ基礎(基本)を非常に重要視していますが、10代20代はおおよそ基礎(基本)というものを、心底なめきった人生でした…。

 

小学生の低学年の頃の話ですが、書道を習っていました。

 

友達にI君という人がいまして、後から同じ塾で習い始めることになります。

その時、まあまあ自分でも上手にできるほうだと勝手に思っていて、書道の先生の話もあんまり真剣に聞いていませんでした。

 

それにI君の書くのを「見ていても下手だな、自分のほうが、先に習い始めているのもあるし、まだまだ上手だな」と、I君を見下していました。

 

そして、しばらく経たないうちに書道の級がI君のほうが上位になって逆転されてしまいました。

 

その後の自分と言えば、態度も悪かったようで辞めさせられた(破門された)ようなことを親から聞きました。

 

記憶がそのへんあいまいなんですね…たぶんその時のことがショックだったのかもしれません。

が、とにかく自分(三好)が酷い子どもだったのは間違いないです。

 

その数年後に(小学高学年)に、クロスカントリースキーという競技を始めることになります。

書道と同様にI君が後から入団し競技を始めることになります...

 

このときも自分は先に始めているので、しばらくは自分のほうが成績は良かったわけです。

しかし、中学生なっても続けることになったのですがここでも次第にI君と成績が逆転するようになります。

 

またしても!です。非常に悔しいですね。

 

単純に素質の問題だったかもしれません。

ですがこの時、痛切に感じた(気付いた)ことがありました。

 

このときもまたコーチ(先生)の話をあんまり真剣に聞いてなかった、と。

手の使い方、足の使い方など技術的なことをこと細かく言っていたのですが「自分の感覚としては出来ている。これで良い」と思いこんでいたので、自分のやり方でひたすらに頑張るという感じになっていました。

 

 

言われた事を素直に反復していたI君、我流になっていた自分

しかしI君の方はというと、非常に論理的というか素直というか、コーチの話をちゃんと聞いていて、ポイントを守って練習をしていました。

 

書道のときも、専門的に言うと、「払い」、とか「点」をうつところとか下手ながらも、自分とは違って上手にやろうというよりも、先生の言われた通り忠実にやっているのは見てとれてはいました。

 

I君は原理原則に徹していた。ということですね。

自分はというと勘や感覚で、我流でやっていたということでしょう。

 

 

学生時代のアルバイトでも失敗してしまいました…

 

 また、高校生になったときの話ですが、友達に誘われて初めてアルバイトをすることになります。

 

とある旅館だったのですが、このときもまた、私はやらかします(汗)。

 

仕事が始まる前に社長さんやそこの従業員さんから仕事の説明を受けますが、きちんと聞いていなかったため、業務が始まっても要領がつかめず、ほとんど仕事になりません。

 

そのときかなり注意(お叱り)を受けたのですが、誘った友達までも注意されていて最悪な状況になりました...

 

正直あんまり乗り気ではなく参加したところもあったのですが、とにかく自分自身、ここでもほんと酷かったなと思います。

 

 

整体を始めて感じた基礎の重要さ

基礎のお話からズレたように思いますが、これは話を聞く態度であったり仕事に向かう姿勢であったりに問題があったわけです。

 

お金をいただくわけですから、やる気があんまりなかったじゃ済まされないわけでして...高校一年生ぐらいのときですが、ある意味これから社会人になる上での基礎がなってなかったということなのでしょう。

 

自分が整体を始めるまでには、このような失敗談が大小、実はもっとたくさんあります(汗)。

何でもはじめのうちは勘でなんとなくできちゃったり、妙な自信があったりで、得意げになって人の話をよく聞いていない傾向がありました。

というより素直に話を聞いていない、というのが正確な言い方かもしれません。

 

ここでようやく整体をはじめたときの話になりますが、数か月後にTさんという女性が同じスクールに入ってきます。

この方、素晴らしく飲み込みが早くて本人はどのように感じていたかわかりませんが、自分としては、またもや同期として強力なライバルになるわけです(笑)。

 

またしばらくすると、またか...と思うような展開になり、我が先輩というか師匠にあたる方に、バンバンあおられることになります。

 

「お前(三好)、Tのほうが後から入って来てるのに全然、技術出来てないし、負けてるぞ!」

 

と何度も何度もダメ出しがあるわけです(汗)。また他の先輩方からも

「三好君はある程度、はじめ器用に出来るんだけどね、そこ止まりなんだよねぇ」

と、気になる声も聞こえてくる次第で...

 

このときあたりに、「基礎こそものの到達点」という言葉を知るわけです。

もう何度目の正直かわからないけれど、もういい加減悔しい思いとか、嫌な思いをしたくないなと心底思い、徹底的に基礎をやろう!取り組もう!と思い立ったわけです。人生ではじめて。

 

基礎を繰り返し行って見えてきたもの

それから人が変わったかのように、先輩の動きを何度も繰り返し見たり基本動作の反復練習を色んな角度から練習をしました。

 

勘や感覚重視から、基礎重視に変わってから、とにかく言われた通りにやるようにすると、明らかに違いが出て来ました。

 

ブレイクスルー(難関や障害を突破すること)という言葉がありますが、技術の習得する過程で『もうこれ以上無理、自分には出来ない、わからない!』といった状況も容易くではないですが、状況を突破できることがたくさん出てきました。

 

自分でも一皮でも二皮でもむけて成長できているのを実感するようになります。

 

整体を始めてから約15年ほどが経ちます。毎度施術をする度に気づき、発見があります。

 

基礎に関しては今でも習ったことを反復しておかしくなっていないかチェックしています。

 

長くなってきたので今回はここまで。

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